コンセプトがすべて

私はご依頼を引き受ける際に「コンセプト」を重視しています。

コンセプトは思いや目的・アイデア・意図というモノゴトの始めの三要素が詰まっているからです。

  • 思いや目的:事業のウォンツであり、何故それをやりたいのか?という理由です。
  • アイデア:知恵であり、戦略でもあります。すごい作戦もすべてはヒラメキや発想から始まります。
  • 意図:作戦として適しているか?という部分です。良いアイデアも正しい相手とタイミング、手段が不可欠です。

私は、お客様からご相談を受ける時は「コンセプトを教えてください」と必ず聞き、そのヒアリングに時間をかけます。お客様が、コンセプトを語り尽くすまで耳を傾けます。

素晴らしい非の打ちどころのないコンセプトはほとんどありません。それで良いと思います。大切なことは、何が不足で何が過剰なのかという足し算と引き算の確認ができることでブラッシュアップされます。


私が営業に出歩いていた時は、カバンを持たず手ぶらでお客様のところに行き「雑談」する毎日でした。業種によってはとんでもないと思われるかもしれませんが、一応法人関係部門でしたので、お客様は金融機関や大手企業でした。雑談と言っても野球や芸能界のネタを話しているわけではありません。相手が困っていることの相談やアイデアのぶつけあいです。その段階では綺麗なパワポの資料も不要です。むしろ、コピー用紙に手書きでぐちゃぐちゃ書いたり、ホワイトボードに書いたりです。昔はホワイトボードがある会議室は限られていました(書いたものをその場でプリントできるホワイトボードが流行っていました)。私が行くと、先方も心得ていて、ホワイトボード付会議室を優先的に手配してくれました。今では、そんなことも不要で、ビデオ会議があり便利になりました。ZOOM会議システムは3年前から、V-CUBEという国産システムは10年前にも使っていましたが、ビデオ会議に慣れていないお客様が多く苦労しました。しかし、今回の新型コロナでリモートワークが増え、ステイホームでのオンライン飲み会が増えZOOMなどが一気に認知されました。不幸中の幸いかもしれません。


「コンセプトを理解する+足し算・引き算をする=コンセプトを完成させるお手伝いを一緒にする」


これが黒田九兵衛の基本的なスタイルです。

コンセプトが固まれば、あとは作業だけの問題と思っています。

お気軽にご相談ください。手書きのメモでも大丈夫です。

十六代目 黒田九兵衛

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